ikura1's log

備忘録

KPTについて調べてみた

はじめに

定期的にKPTを実施することになったので KPTについて調べてみる。

ふりかえりとは

繰り返し実行することで、良い行動が蓄積・強化される。

  • うずまきプロトコル
  • チームでの共有
  • チームでの解決
  • チームで問題を考える
  • チームとしてどうなっていきたいか
  • 過去の学びを未来に すこと
  • PDCAのC-Aに相当する
  • 気づきの共有
  • 学びの共有
  • アクションの合意
  • 継続し開催での定期的な改善

ルール

  • 積極的に参加すること
  • 一人で話しすぎないこと
  • 原因の追求はしても、責任の追求はしないこと

テーマ

あってもなくてもよい。 場が煩雑になるようなら、設定した方が良いのかもしれない

開催人数

5-6人などの少人数 意見が出にくい場合、もっと少人数に分割してみる

開催頻度

対象によって、頻度は変化する
キャッチアップは早ければ、早い方が良い
1-3週間単位が多いように思われる

  • スポーツチーム: 試合ごと
  • 開発: リリースごと

ホワイトボードの使い方

| K | T |
|---| T |
| P | T |

タイムテーブル

60: しっかり

  1. 5: 前回のTryとProblemを確認
  2. 5: KeepとProblemを書く
  3. 10: KeepとProblemを共有
  4. 10: Tryを書く
  5. 10: Tryの共有
  6. 10: Tryを選択
  7. 10: Tryをアクションに落とし込み合意する

30: ざっくり

  1. 5: 前回のTryとProblemを確認
  2. 5: KeepとProblem,を書く
  3. 10: KeepとProblemを共有
  4. 10: tryを選択し合意する

Keep

ナレッジの共有

  • うまくいって次も続けたいこと
  • 良いこと
  • 自慢したいこと
  • 褒めてもらいたいこと
  • 他人のよかったこと
  • 前回のTryも検討する
  • 粒度を細かくても良い
  • 良いKeepは、良い記事である

Problem

  • 気になること
  • ガマンしていること
  • 目標の達成をさまたげること
  • 理想と感じること
  • 無駄と感じていること
  • 不満に感じていること
  • 工夫の余地がありそうなこと
  • 将来的に問題になりそうだと思うこと
  • 問題が原因で、結果を明記
  • 良いProblemとは、良いチケットである

Try

  • Problemの改善
  • 問題に対する改善策の検討
  • よりよくなりそうな改善策を検討
  • やってみたらうまくいく予感のすることを挙げる
  • 試すことを選択し合意する
  • 良いTryとは、簡単で工数がかからないこと

  • 「しっかり」「ちゃんと」は要注意
    システム的な解決を目指し、精神論にならないように注意

最後は

拍手で!
アガる形でシメよう!!

テクニック

  • 付箋で、カテゴリ分け(総務の場合: 採用, 教育, 労務など)
  • 付箋に実施月とKPTの回数で鮮度管理
  • 上下や左右で、重要度緊急度の管理

よくある問題

  • Problemが抽象的
  • Tryが具体的じゃない
  • 進捗会議になってしまう
  • Problemが悩み相談
  • Keepが出てこない
  • 問題発見に慣れていない
  • 問題解決が難しい
  • 抽象度が高いとそれからのタスクも曖昧なものになる

疑問点

  • Keepから消すタイミング
  • 問題の粒度

メモ

  • 楽天見学
  • ヴァル研見学

参考

qiita.com blog.val.co.jp KPTの基本と、その活用法 KPTふりかえり体験セミナーに参加しました - ファーエンドテクノロジー株式会社 http://objectclub.jp/download/files/pf/KPT_TIPS.pdf 自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」の進め方 〜 KPTと進め方のノウハウ | Social Change! KPTを使いこなすの、難しくないですか? - Tbpgr Blog KPT法のまとめ - sugilogのブログ KPT法を使う場合に気をつけること – サウスポーなエンジニアの独り言 業務改善に役立つフレームワーク!ふりかえり手法のKPT法とは? – Habi*do